10までのひき算の文章問題です。

繰り下がりはありません。

 

たし算は、順調に理解できた子も多いと思います。

しかし、ひき算では難しく考える子が多いです。

「減ったからひき算」であれば簡単なのですが、そうではないひき算もあるからです。

ここでは、4種類のひき算について学んでいきます。

 

①残りはいくつ?
「みんなで5人いました。3人帰りました。残りは何人ですか。」
というように、残りはいくつかを求める問題(求残)です。
はじめにあった(いた)数からなくなった(いなくなった)数をひく計算をします。
「なくなったので、『ひき算』」というように、子どもたちにとって、比較的分かりやすいです。
②もう一方はいくつ?
「男の子と女の子が合わせて5人います。男の子は3人です。女の子は何人ですか。」
というように、もう一方はいくつかを求める問題(求補)です。
合計の数から一方の数をひく計算をします。
減ったわけではないのに、ひき算を使うので難しく考える子もいます。
③ちがいはいくつ?
「男の子が5人います。女の子が3人います。男の子と女の子の数のちがいは何人ですか。」
というように、2つの数の差を求める問題(求差)です。
減ったわけではないのに、ひき算を使う難しさもあるのですが、
「男の子が3人います。女の子が5人います。男の子と女の子の数のちがいは何人ですか。」
というように、
問題文で最初に出てきた数が「ひかれる数」とならない場合があるため、難しく考える子もいます。
④どちらがいくつ多い?
「男の子が5人います。女の子が3人います。どちらが何人多いですか。」
というように、2つの数の差を求めるだけではなく、どちらが多いかについても答える問題です。
「どちらが何人多い」に対して、「どちら」と「何人」の2つについて答えなければいけないため、とても難しく考える子が多いです。
この中で「どちらがいくつ多い?」の問題については、はじめのうち多くの1年生が迷うところです。
何度も練習して、ひき算の問題文のパターンに慣れていってほしいです。

のこりはいくつ文章題(求残)

「のこりはいくつ」のプリントです。

もう一方はいくつ(求補)

「もう一方はいくつ」のプリントです。

ちがいはいくつ どちらがいくつ多い(求差)

「ちがいはいくつ」のプリントです。

ちがいはいくつ1 ちがいはいくつ2 ちがいはいくつ3

「どちらがいくつ多い」のプリントです。

どちらがいくつ多い1 どちらがいくつ多い2 どちらがいくつ多い3
どちらがいくつ多い4 どちらがいくつ多い5 どちらがいくつ多い6

 

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